オリジナル連載序①~⑧(本編01~08P目)『ファミレスのタブレットでバイト娘に客席エッチを注文してみた』(OR105-112)

一般公開

 仕事にも人間関係にも疲れ切ったサラリーマンの日向陽介(ひなたようすけ)は、本社出張のために上京し、深夜の仕事終了後、偶然見つけたファミレスに入店する。有名ファミレスチェーン「カイラーク」は近年、客席からタブレット端末で注文し、配膳ロボットが料理を運んでくるというDX化が進められ、人との触れ合いが乏しい環境に、日向は、ストレスを一層募らせていた。しばらくして、配膳ロボットが客席へ近付いてくるが、日向はつい苛立ち、タブレットの画面上に映ったロボットを指でデコピンすると、ロボットはその場で動作を停止した。どうやら、画面上に映ったロボットをタップすると実機にシンクロするようであった。


 日向は、予想外の仕様にしばらくニヤニヤしていたが、ロボットが動作を停止して料理が客席まで運ばれてこない空腹に耐えかねて、卓上の呼出しチャイムを押す。すると、タブレット画面に、ホールスタッフの制服を着用した若い女性1人が映り、同女性は、申し訳なさそうな表情で頭を下げつつ、回収に向かうと述べた。


 間もなく、同女性が日向の客席に現れてロボットを操作し始めたが、日向は、豊かな胸元のネームプレートに「旅川彩香」(たびかわさいか)とあることに気付いた。彩香は、漆黒に近い腰まで伸びた黒髪ロングをリボンで束ね、品の良さそうなお嬢様カットのインテークをした美少女であった。ネクタイ型の赤いスカーフをあしらった白い半袖ワイシャツに白のエプロン、そして黒のミニフレアスカートが印象的であり、スカートからすらりと伸びた細い両脚は、デニールの高めな黒ニーハイで覆われ、健康的な色気を醸し出していた。


 彩香は、キュッと締まった小ぶりの臀部を向けており、日向は、疲れと空腹もあってムラムラしてしまう。その時、彩香の臀部がタブレット画面に写ったままであることに気付き、何気なくその臀部当たりを指でタップしてみると・・・彩香は突然、小さい悲鳴を上げてその場で全身を硬直させてしまう。日向もその反応に驚くが、直ぐさまにまさかと思いつつも、タップ画面上の彩香の胸元を指先でひと撫ですると、彩香は再び小声を漏らし、顔を赤らめながら日向の方を振り向いた。


 彩香は、黒ニーハイに艶やかに包まれた太腿を小刻みに震わせながら、日向に対し、タブレット画面をこれ以上操作しないよう申し出る。この時点で、日向は客席のタブレットが、ロボットのみならず、人間に対してもシンクロしていることを確信する。そして、彩香に対し、内から沸き起こる欲望を満たそうとする(毎週末更新予定)。

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